重力式擁壁安定計算
- ソフト名 :重力式擁壁
- バージョン :
- ライセンス :シェアウェア
- OS :Windows
- 開発 :シビルテン
「重力式擁壁の設計」は、重力式擁壁(じゅうりょくしきようへき)の設計計算を行うためのフリーソフトです。主に土木・建築設計者向けで、擁壁の安定性(滑動・転倒・支持力)などを手軽に検討できます。
🧱 「重力式擁壁の設計」ソフトの使い方
✅ 1. ソフトの起動
- 上記URLからダウンロードしたZIPファイルを解凍。
Youheki.exeなど実行ファイルをダブルクリックで起動。
👉 インストール不要です。
✍️ 2. 設計入力画面の概要
起動すると、以下のような入力項目があります。
🔹 基本情報
- 擁壁高さ(H)
- 基礎幅(B)
- 天端幅(T)
- 前・後のかぶり長さ
🔹 土の条件
- 土の単位体積重量(γ)
- 内部摩擦角(φ)
- 粘着力(c)
🔹 その他荷重
- 上載荷重(q)
- 水圧の有無
- 地震時の慣性力係数(kh)
⚖️ 3. 計算内容と結果
「計算開始」ボタンをクリックすると、以下のチェックが行われます:
| 判定項目 | 内容説明 |
|---|---|
| 滑動 | 擁壁が地盤上を横に滑らないかどうか |
| 転倒 | 擁壁が前に倒れないかどうか |
| 支持力 | 地盤が擁壁の荷重に耐えられるか |
| 地震時安全性 | 地震時における滑動・転倒の再判定 |
結果は画面上に表示され、判定OK/NGが明示されます。数値の根拠(力のモーメント、抵抗力など)も表示されます。
📄 4. 結果の出力・保存
- 結果をテキスト形式で保存可能(.txtファイル)
- 印刷も可能なので、設計資料として提出する際に便利です
🛠️ 5. 利用上の注意
- 本ソフトは「参考設計ツール」であり、実務利用時には技術者の確認が必要です。
- 法令や設計基準(例:道路土工 擁壁工指針、建設省告示など)に沿って補正する必要があります。
- 地盤条件や荷重設定はユーザーが正確に入力する必要があります。
💡 利用シーン
- 土木構造物(擁壁、護岸など)の概略設計
- 設計案の比較(寸法変更による安定性評価)
- 教育・学習用途(構造力学や設計の理解)
🧾 主な入力項目まとめ(抜粋)
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| 擁壁の高さ H | 擁壁の全体の高さ(m) |
| 底版の幅 B | 擁壁基礎部分の幅(m) |
| 土の単位体積重量 γ | kN/m³(例:18~20) |
| 摩擦角 φ | 内部摩擦角(度、例:30°) |
| 上載荷重 q | 擁壁背面の追加荷重(kN/m²) |
| kh | 地震時の慣性力係数(例:0.2) |
🔚 まとめ
このソフトは「簡易的な擁壁設計支援ツール」として、非常に軽量かつ直感的に使えるのが特長です。複雑なCADや高価な設計ソフトを使わずに、基本的な検討が可能です。