CASBEEに対応した昼光率(立体角投射率)の自動計算ソフト
- ソフト名 :昼光率自動計算シート
- バージョン :1.1
- ライセンス :フリーソフト
- OS :Windows
- 開発 :合同会社グリーナー・スペース・プランニング
「昼光率自動計算シート」は、れている建築・設備関係者向けの Excelベースの昼光率(Daylight Factor)計算支援ツールです。昼光率は、建築物の室内でどれくらい自然光が届くかを示す重要な指標です。
このツールを使うことで、必要なパラメータを入力するだけで昼光率を自動的に計算できます。
🌞 昼光率(Daylight Factor)とは?
昼光率 = 室内の照度 / 室外の全天空照度 × 100(%)
室内に入る自然光の割合を表し、建築設計や環境工学で「自然光だけで明るさを確保できるか」を評価する指標です。
✅ 基本的な使い方(Excel操作)
① Excelを開く
- ダウンロード・解凍後、
昼光率自動計算シート.xlsxを開きます。 - マクロを使っている場合は「マクロを有効にする」を選択してください。
② 必要な値を入力
以下のような入力欄がシート内にあります:
| 項目名 | 内容(例) |
|---|---|
| 室内の位置・寸法 | 部屋の長さ・幅・高さなど |
| 窓の大きさ・位置 | 幅、高さ、床からの高さなど |
| 外部遮蔽物の有無 | 建物の影や庇の情報 |
| 窓の透過率 | ガラスの光透過率(例:0.7) |
| 全天空照度(外部照度) | 通常は 10,000 lx を仮定 |
③ 自動計算ボタン or セルに計算式が反映
- 入力後、「昼光率計算」ボタンをクリック(または、入力すれば自動で反映)。
- 結果が以下のような形式で表示されます:
| 出力項目 | 内容 |
|---|---|
| 室内照度 | 入力条件から算出された照度(lx) |
| 昼光率(%) | 計算結果(例:2.3%など) |
| 判定 | 目標昼光率を満たしているかどうか |
④ グラフ・視覚化(搭載されていれば)
一部バージョンでは:
- 室内の昼光率分布を色分けグラフで表示
- パラメータを変更するとグラフも更新
などの視覚的支援機能があることもあります。
📌 注意点・前提条件
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| Excelのバージョン | Excel 2016以降を推奨(マクロや関数対応のため) |
| マクロ警告が出る場合 | セキュリティ設定で「コンテンツの有効化」を許可すること |
| 単位の確認 | 入力はmmかm、照度はlx(ルクス)単位を統一すること |
| 屋外照度は仮定値を使用 | 実測値でなく「10,000lx」など標準値を仮定するのが一般的 |
💡 活用例
- 建築設計で「自然採光の設計」を検討
- 環境評価(CASBEEなど)で昼光率の計算が必要なとき
- 学生・研究者が照明計画を検討する際の基礎計算
📘 よくある質問(Q&A)
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| Q. マクロが動かない | → Excelの「マクロ設定」で「すべてのマクロを有効にする」に変更 |
| Q. 室内照度が0になる | → 窓の透過率や面積が極端に小さいと、照度が計算できない可能性 |
| Q. 窓が複数ある場合は? | → 複数窓用の入力欄がある場合はすべて埋める |
✅ まとめ:このツールはこんな人におすすめ
| 利用者 | 活用方法 |
|---|---|
| 建築設計士・設備設計者 | 照明・窓の設計と昼光率評価 |
| 建築学科の学生 | 建築環境工学・照度設計の演習 |
| CASBEEやLEED関係の評価業務者 | 自然採光の評価資料として |