後方交会法の計算
- ソフト名 :エクセルで後方交会法
- バージョン :1.0
- ライセンス :フリーソフト
- OS :Windows
- 開発 :masa
「エクセルで後方交会法」は、測量業務で使われる「後方交会法(こうほうこうかいほう)」をMicrosoft Excel上で手軽に計算・図化できるExcelブック(マクロ付き)ツールです。
以下に、ダウンロード後の基本的な使い方・操作手順を丁寧に解説します。
🔍 そもそも「後方交会法」とは?
測量技術の一つで、既知点(既に座標が分かっている点)から観測された角度や距離を使って未知点の位置(座標)を求める方法です。主にトータルステーションを使う測量で使用されます。
📦 ファイルの概要
- ファイル名:
kouhoukoukai.xls(など) - 形式:Excelファイル(.xls)+VBA(マクロ)使用
- 対応:Windows + Microsoft Excel(Excel 2007~365など)
✅ 使い方:ステップバイステップ
① ダウンロードと準備
- 上記URLからダウンロード
- ZIPファイルを解凍
- 中の
kouhoukoukai.xlsを開く
⚠️ マクロを有効にする必要があります
- 開いたときに「コンテンツの有効化」や「マクロを有効にする」ボタンが表示されたら、必ずクリックしてください。
② 入力画面の構成
基本的には、以下のようなシート構成になっています(バージョンにより多少異なることがあります):
| シート名 | 内容 |
|---|---|
既知点 | 測量済みの既知点の座標(X, Y)と名称を入力 |
観測データ | 測角・観測角度データを入力 |
計算結果 | 未知点の座標、計算結果が自動表示される |
図 | 自動で簡単な図形表示がされる(ベクトル図や配置図) |
③ データを入力する
🟩 Step 1:既知点データの入力(例)
| 点名 | X座標 | Y座標 |
|---|---|---|
| A | 100.000 | 200.000 |
| B | 150.000 | 250.000 |
最低2点、場合によっては3点必要です(交会方式による)
🟦 Step 2:観測角または方向角の入力(例)
| 観測点名 | 観測対象 | 観測角(度) |
|---|---|---|
| P(未知点) | A – B | 45.0° |
※トータルステーションで観測した角度をここに入力します。
④ 計算実行
- 入力が完了したら、「計算」ボタンを押すと、自動的に
- 未知点の座標(X, Y)
- 観測誤差
- 座標図
が計算・表示されます。
⑤ 出力確認
- 計算結果シートに P点の座標(例:X = 120.123、Y = 230.456) が表示されます。
- 図シートで視覚的なチェックもできます(ベクトル配置図など)
🛠 よくあるエラーと対処
| 問題 | 対処法 |
|---|---|
| マクロが動かない | Excelでマクロ有効設定にしているか確認 |
| 結果が出ない/空欄になる | 入力ミス(点名不一致、空欄、角度形式ミス)をチェック |
| エラー表示(#VALUE!など) | 数式エラー。Excelの数式欄やシート保護を確認 |
📌 補足:応用的な使い方
- 複数の観測点・対象を入力すれば、複数点の一括計算も可能です(シートの構造に依存)
- 現地測量結果の確認や、後処理作業に役立ちます
- 結果をCSVや図として出力し、他のソフト(CADなど)と連携も可能
📄 まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 測量士・建設技術者・技術系学生 |
| 難易度 | 入力形式が分かれば簡単(中級者向け) |
| メリット | 手軽に後方交会が可能。図示機能あり。無料。 |
| 注意点 | マクロを必ず有効化。Excelの設定に注意。 |