歩むべき道の彼方に~魔界伝説最終章~

心の荒んだ青年が、信じる仲間と出会い多大な犠牲を払いながら人間として成長していく物語 魔界伝説第5作

  • ソフト名 :歩むべき道の彼方に~魔界伝説最終章~
  • バージョン :1.04
  • ライセンス :フリーソフト
  • OS :Windows
  • 開発 :けんちゃ

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歩むべき道の彼方に~魔界伝説最終章~詳細

物心ついたときからスリとして育てられた捨て子の主人公は、欲深な育ての親の元から離れ、独りで生きていくことを決意する。
家出した主人公は、「東の街」でスリで稼ぎ、失敗したときは相手を倒して強引に奪い取るという生活を続けていた。
そんなある日、街の会所で「E・霧志多(エルシ・キリシタ)」という人物と出会う。
エルシによって、次第に善なる人間性に目覚めた主人公。スリをやめて、街を悪から救うのだった。
その後、旅の途中でエルシと再会したことから、エルシの弟子となり、共に旅をすることになった。
そして、エルシの数々の奇跡を目撃して、エルシは神の子であると確信する。
だがエルシの行為は、世界最大の強国である「浪漫帝国(ロマンていこく)」から、「秩序を乱す人物」として睨まれることとなった。
やがて、エルシから単独で人びとを救う旅を続けるよう言われた主人公。
エルシと別れて、貧者を救済する日々を送った。
再びエルシや他の弟子たちと会ったとき、新たな弟子の「湯田満英(ゆだ・みつひで)」をエルシから紹介される。みんなで晩餐をしていたところ、エルシから「このなかに、私を裏切ろうとしている者がいる」と告げられる。みんな、「私ではない」と否定するが、満英に向かって、「いいや、あなただ」と指摘する。
そして、同じく否定した主人公には「今夜ニワトリが鳴く前に、あなたは3度私を知らないという」と、
予言めいたことをつぶやいた。
そして間もなく、エルシは磔の刑に処せられ、亡くなった。

本作品には、歴史上のいくつかのできごと(物語を含む)を題材にして取り入れています。
以下に、参考とした題材を記しておきます。順不同。

聖書:マタイによる福音書およびルカによる福音書から、「ペテロの否認」の項のほか、イエスの奇跡の数々。
牛若丸と弁慶の出会い:五条大橋で二人が出会う場面。
三国志演義:孫堅が袁紹軍に追われて川を渡る場面。
三国志演義:悪来典韋が討死する場面。弁慶の最期とも重なる。
川中島の合戦:激戦となった4回目の戦いの場面。武田軍からの視点で描く。
設楽ヶ原の合戦:長篠城攻防戦および鉄砲隊との遭遇の場面。武田軍からの視点で描く。
史記:項羽が劉邦に敗れたとき、江東行きを勧めた船着き場の亭長とのやりとり。
史記:張良が橋の上で老人と出会う場面。
平家物語:「敦盛最期」の場面。
能楽:「安宅」より。

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